フィクション≒ノンフィクション

残虐器官 - 伊藤計劃 インシテミルにしても、この虐殺器官にしても血生臭い。非常に血みどろドロドロ... むごさで云うと、ねじまき鳥クロニクルにはかなわんけど。 それでも、読んでて次から次へとアドレナリンが出てくるようだった。 初めて伊藤計劃の本読んだけどこの人頭良すぎて、あたしはうまく文章をイメージ化できんかった、悔しい。 軍モノの SF なんだけど、これをアニメ化したら超面白そうだなーとか思った。 宮部みゆきが、「私には、 3 回生まれ変わってもこんなにすごいものは書けない」と云うのも頷ける。 それでも、 3 回くらい読めば理解できる気はする。 もう少し老けたらもう一度読んでみようかと思う。