田口×加瀬

筋肉痛で屈伸ができない、階段がまともに降りられない、普通に歩けない、
歩くよりもむしろ走ったほうが足が楽という地獄のような日々が続きましたが。
やっと私の筋肉も優しさを取り戻した今日この頃。
加瀬亮を肴にランニングしたところ、まぁこれが見事に成功したという。
夕方で陽が照ってなかったから走りやすかったのだとは思うけど。
しかし加瀬亮の力は凄い、彼、恐るべき男。

ということで、加瀬亮が主演の映画アンテナの原作を読み漁る。
何気に田口ランディ読んだの初めて。
立て続けにアンテナとコンセントを読んでしまった。
大学の先生が英文学的視点から、愛と死は人間の一生のテーマだと言ってた。
だけどこの小説を読んで、やっぱりそこに「性」も仲間入りさせるべきだと思った。
性的な人間臭さが個人的に私が好きだというのもあるけれど・・・。
セックスとか性欲とか、そういうことって人間はあまり人に言いたがらない。
誰もが持っている人間の欲望ではあるけれど、誰もが隠したがる欲望。
それを隠さずにさらけ出す。
そこに人間味と魅力を感じずにはいられない。
汚い。
確かに性的な人間臭さは汚い話しになりうる。
だけど知りたいアンテナが私には何本もあって、時々そういうことを受信したがる。
だから昔の英文学って性的で汚くて好き。
だからその大学の先生も、女性なんだけど隠さない人で好き。
田口ランディのモザイクってタイトルやったかいな?
それも読みたし。

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