本本本本

いやいや、文学の世界はやっぱり人間臭くていい。
舞台はパリ、世間は汚いし金がもの言う世界。
不倫や浮気は当たり前。
金持ちは世間体や社交界(舞踏会)が命。
金があれば誰でも歓迎される。
金が無ければ門前払いをくらうまで。
情 なんて人間の10%にも満たないんやないかと思う。
やっぱり人間って汚いなーっていう考えは変わらないね。
むしろそういう考えが強まったわ。
あくまで良い意味で。
しかしゴリオ爺さんのような生き方と死に方だけはしたくないな・・・


村上春樹の最新長編小説が先日発売になりまして。
ジュンク堂行ったらもう①が売り切れ。
むむむ・・・・
いきなり②を買ってもなぁ、と思って気になっていた別の本を買うことに。
1Q84はちょっとブームが落ち着いてからにしよう。

その別の本というのが、この京極夏彦の【厭な小説】という本。
もう見た目が厭。
「嫌」じゃなくて「厭」なの。
実際に手に取ってみるとわかるけど、1ページ1ページの紙質とか紙の色とか全てが厭。
不快ね。
もうこの徹底ぶりがツボで、欲しい欲しいと思っていて遂に手にした。
今は英文学ジェイン・オースティンの【高慢と偏見】読んでるので
それ読み終わったらこの厭なヤツいっとこうかな、と。
やぱ本は良いー。
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