ジェイン・オースティン



イギリスの女性作家ジェイン・オースティン
英文学の授業で幾度と無く耳にしたこのタイトル【高慢と偏見】。
こないだ読んだゴリオ爺さんよりは心なしか読みやすかった。
ゴリオ爺さんは内容的に超シビアでシェイクスピアのリア王を思わせるし
翻訳も日本語の構成とか言い回しが難しいのに対して
この著者は皮肉とユーモアに富んでいて読み応えあるし
翻訳も比較的理解し易い。

なんと言っても、登場人物の間で交わされる会話が面白い。
皮肉たっぷりな感じでお腹いっぱいになるシーンが豊富。
本当にうまい皮肉って気づかない人は気づかないし
頭が賢くないと言えないなと思た。
皮肉に気づかない人間を、精一杯の痛い目と冷笑で軽蔑するリジーとベネット氏が素敵。
あぁ、うまい皮肉のひとつやふたつ言ってみたいもんだ。
頭の回転遅いから駄目だわ私  ´_ゝ`)フフフ

文学っておもしろー。
トマス・ハーディーの【テス】も読みたい。
それにあれもこれもどれももう読みたい本がたくさんありすぎて困る。
もしも生まれ変れるのなら本になりたひ。

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