風が雨を運んでくる

本多孝好の【正義のミカタ】なかなか面白かった。
ホント久しぶりにあんな青春というか爽やかな本読んだ。

【正義】人の道にかなっていて正しいこと。正しい意義。また、正しい解釈。

いつも思うけど、正しいって何なんだ。
具体的にとか人間としてとかじゃなくて、つまるところどういう事なんだろう。
それともコレは定義してしまったら終わりとかいう部類の言葉なのかしら。
人に聞かれた時にきちんと答えられない自分も厭だな。
でもこの本のお陰で正義については少しわかった気がしてる。



そして読みたかった本のうちの一冊、越谷オサムの【金曜のバカ】を読んだ。
表紙が爽やかで綺麗で清清しい。
初めてこの人読んだけど、結構面白かった。
表題作入れて全部で5つのストーリーあり。
この著者、天体と護身術と野球と恐竜と電車に本気で詳しいのかもしれない。
それぞれのお話の主人公はみんな高校生で、こう、10代のみなぎる・・・
その、何て言うか、溢れんばかりの若々しさが、こう、ね。
私には制服とか通学路とかいう存在は既に自分からかけ離れたモノであって、ただ懐かしなと。
思春期特有の感情とかそういうのは意図して思い出そうと努力しないと、特に大人には思い出すのも難しいのかなと。
人にも依るだろうけど。
その点では著者はうまく10代を描けてはいたんだけど、やけに難しい言葉を使う高校生が多かった(笑
でもいい、なんか読んでてアニメを見ているような感覚で面白かったから。
あー次何読もうー新しい本が欲しいなー。

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