貴方が居ないとわたし生きていけない


この表紙がどうしても本能的に受けつけなくて、手にとってはソッと棚に返すを繰り返していた。
けど遂に買ってしまった、笙野 頼子に負けた。
以前から読もう読もうとは思っていたけど、いかんせんこの表紙なもんで見るだけで吐き気がして。
わけわからんこの色使いと、頭がグルグルするようなこのお多福的絵と・・・。
電車酔いとかエレベーター酔い + 低血糖な感覚に一気に陥れられるというか(分かり難い)。
そんなこんなですが、中身は面白いのだ。
まだ読み始めたばかりなのでこれから母がどうなっていくのか楽しみ。
ちなみに今20頁の時点で、既に母は縮んだり動物になったりしてます。


母の発達と並行して読んでいるのが、村上春樹の1Q84BOOK3
やっぱりストレス緩和するには本に逃げるが一番ということに改めて気づいた。
本を読むのと読まないのとでは不思議と心の余裕が違ってくる。
現に最近とんと本を読まないでいたら、苛々しっぱなし。
この1Q84シリーズを読み始めたときから思っていたけど、このシリーズはかなりのストレス緩和に役立っている。
何故かと考えた結果、この独特の世界観が私にはすごく心地好いんだなとふと気づく。
海辺のカフカを読んでいるときもそうだったし、何だろう。
流石、村上殿、恐れ入った。
リアルタイムに生まれてよかったな。
だって1Q84を本棚に並べてニヤニヤしたり、BOOK4が出た時のことを考えてニヤニヤしたりできるんだもん。
結構安上がりだなー私。

Comments

Popular posts from this blog

そむと、せら

NHKの凄さ

ほしっち・・・