lesson of the evil 2



貴志祐介 - 悪の教典(下)

ネタバレ注意

ひとつの小説内で、こんなにも大量に人が死ぬのは初めてすぎる。
テロとかそういうんじゃなくて、一人一人が一人の人間の手によって着々と殺されてゆくという。
あくまで事務的にそして無感動に惨殺されてゆく様はなんとも恐怖。
こういう残虐極まりない人間って現実のどこかには必ず居るんだろうな。
日本にはそういう人間が居ないことを祈りたいけど、結構日本も治安悪いらしいんだ。

しかし貴志さん、コレより「新世界より」の方が断然面白かったなあ。
この「悪の教典」は、学生のくせに頭キレすぎる(賢い)奴が多すぎた気がするのでそこだけ違和感。
「新世界より」を上回る小説にいつか出会いたい。

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