墓堀りと死人と運び人と神父

父母のレコードたちは家に昔っからいっぱいあったけど、再生するという考えが先ず無かった。 何がキッカケって、ハギ姉さんちに遊びに行ってレコードに衝撃を受けたっていう。 ハギワラさん!あたしも手に入れましたよ!行動早い! てか先ずレコードプレーヤーなるものがまぁ手ごろな値段で手に入るということに驚く。 そしてレコードの扱い方、針の扱い方、なんて繊細! キュンキュンきた。 あたしも一応現代っ子やったんですね、あざす。 帰ってそっこう母に「ねぇ、レコードプレーヤーとかないよねー?」聞いたら「あーあるよ」って。 「ほーんとにーいっ!?」 しかも父が昔使っていた巨大スピーカーもあって、試しに自分のコンポ繋げて殿下かけてみたら元気。 これは使わせていただきます、これほど物持ちいい両親(特に母)に涙したことはなかった。 でもねー肝心のプレーヤーとアンプがイカレてやがる。 アンプはコンポで少しは代用できる!ってことでプレーヤー探しに母と旅に出る。 ベストとかヤマダとかデオデオとかあらゆる大手へ電話して確認。 はい、久留米のしがないベスト電器に値段も丁度いいのあるんですねてなわけで向かう。 一万一千円を九千円にしてと懇願した。お母さんがねw で安くしてもろたw 驚いたけど、最近のレコードプレーヤーって USB ブッ挿せるタイプがあるのね。 レコードを USB に録音して PC に MP3 で落とせるよ、そんで iTunes とかにも変換できるっしょみたいな。 そういうのイラン、それしたら意味なさすぎ。 アナログ好き。 父が自分のレコードコレクションから持ってきたのがこの世界一売れたという BEATLES の ABBEY ROAD 。 左のが LET IT BE 。 いいなービートルズ、聴けて嬉しい。 あとマイルス・デイビス持ってたのがシビレた、父ありがとう、娘、超嬉しい。 たまに聴こえるプチとかカチとかなんとも言えんようなレコードの音、これが例のそれかあ。 巨大スピーカーとレコプレとコンポ、とりあえずこの三点セットは何処行ってもたぶん連れてく。 アンプお金貯まったら買ってあげるりん ♪